バイブスを感じた夜

vibes

the good or bad feeling that a particular person, place, or situation seems to produce and that you react to good/bad etc vibes. （ロングマン現代英英辞典）
 

 西麻布の某ラウンジに行った時の話。

ナンパと違ってお店は「客とキャスト」の関係がまずある。
ナンパはナンパで「怪しい人と道ゆく人」との距離感をどう解消するかのゲームなのだが、キャバやラウンジといったお店では前提条件が異なる。

師はこう言った。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

これを聞いた時、正直さっぱり意味不明であった。

要するに、コミュニケーションにおいて絶対等はない。

よく巷の本やネットの情報だと「〇〇と言えばいい」「〇〇すればいい」とあるが

属性を理解しなければテクニックは何の意味もなく、相手を理解したうえで適切な対応が必要なのだ、ということだった。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

今更だがググってみると、孫子の言葉であった。博学である。

ただラウンジ嬢を攻略したいだけなのに、みんな難しくするのが好きだ。

ラウンジに限らず対箱に対しては、一体感が必要である。

リーマンマイクも歌っているから間違いはないだろう。

リーマンマイク feat.今井華 / 渋谷合コン歌∼#すっごいよっ一体感∼ - YouTube

一体感を作るには戦略と価値観を共有できる仲間が必要である。

そして、先にあった属性、生態を知る必要がある。

美女を知るには美女と付き合うのが一番だ。

これはロジカルで言う所のコインの裏返しなので、アドバイスとしては脳死なのだが、間違ってはない。どのような生活・考え方をしているか知るというのは思っているより大事なのである。

情報処理社会で目の前の業務とばかり向き合っているとこのマインドが枯渇する。

評価されるマネージャー陣というのは、相手のマインドを考える術が長けてる。

だから男女ともにモテる。

イメージとしてはここが近いと思う。

生態を知り、仲間とともに台本の通りにことが進んだ時、それは一瞬のバイブスを感じられる夜になることは間違いない。

ただ、成長過程としては台本通りに行かないことの方が多い。

その時に、経験と予測からストーリを紡げるか。

一体感が生まれた時、何かがHappenする。

昨夜、何かを期待して唱えたパルプンテは、特に何も起きなかったようだった。